ゆるく働き、雑に家事をこなす。

ゆるく働きながら3人子育て中の母です。生真面目な娘と自由な双子と生真面目な夫と雑な母の5人で暮らしています。

1歳息子の停留精巣の手術。持ち物や付き添う場合の注意点などまとめました。

 

現在2歳半の息子のあおは1歳3か月の時に停留精巣の手術をしました。
息子が手術をするとなった時に不安で不安で…
過去に手術を受けた方のブログをたくさん参考にさせてもらいました。

息子のプライベートな内容なのでこうやって形に残すのはどうなのかとも思いましたが、
我が家の体験談も少しでも参考になればと思い、書くことにします。

 

停留精巣とは?

停留精巣とは?

 陰嚢のなかに精巣が入っていない状態で、男の子の先天的な異常の中で一番頻度の高い疾患です。

予定日に生まれた男の子の100人に3人くらいに認められます。早産の子は頻度が高くなります

東京女子医科大学病院HP

精巣はもともとお腹にあるものが胎児の成長に伴って降りてくるそうで、あおの場合は2つのうち1つの精巣がお腹に残ってしまっている状態だそうでした。
実際ふくろに触ってみると1つしか触れられませんでした。

 

新生児の頃から実際触ってみればわかるので2つ触れなければ停留精巣の疑いがあると思います。

心配でしたら検診の際にお医者さんに相談するといいと思います。

(検診の項目にも含まれているので指摘があると思います)

 

100人に3人で早産や低体重児だともっと頻度が高くなるということはそんなに珍しい疾患ではないという印象です。

あおが手術を受けた病院でも手術の実績で一番件数が多いのが停留精巣でした。

 

停留精巣が発覚するまでの経緯

 あおが停留精巣を初めて指摘されたのが3か月検診の時。


あおは出産した時に1950gだったので2週間ほどNICUとGCUに入院していたのですがその時に特に何も言われなかったのでびっくりしました。

 

それまでもおむつを換える時に「りょく(双子の弟)と比べると小さいなー」と何となく感じていました。
私が男の子の知識が全然なかったので「個人差かな」ですませていました。。


そして3か月検診の時にお医者さんに「片方の睾丸が触れないね」と言われてびっくり。
ただ、自然治癒する可能性もあるので少し様子を見てくださいと言われました。

 

そして7か月検診。
そこでもお医者さんに「3か月検診で停留精巣と指摘されましたが、どうでしょうか」と相談したところ
この時にも触れないと。
そして1歳くらいまでは自然治癒するかもしれないから1歳検診でまたみましょうと言われました。

 

そして1歳検診でまだ自然治癒する様子が見られないとの事で大学病院の紹介状を書いてもらいました。

 

大学病院に行くと、すぐさま「手術しましょう」と言われ、日程もその場で組むことに。
私としてはそんなに急いでやると思っていなかったので驚きました。
私が仕事をしていて1週間ほど休暇を取らないといけないため少し延ばしてもらい
1歳3か月で手術をすることになりました。


在胎37週未満で生まれた児や2500g未満の低出生体重児ではその頻度が高いことが知られています。
日本泌尿器科学会HP

あおは37週で予定帝王切開で生まれたけど体重が1900gほどでした。
りょくは2500gだったので、体重が増えなかったのが原因なのかな。。と思いました。

 


停留精巣の影響について

 

停留精巣の患児が将来子供をつくる能力(妊孕性:にんようせい)は手術で治療しても片側で70-80%、両側で50%程度とされます。
また、停留精巣は通常の陰嚢内精巣に比べて悪性腫瘍(精巣腫瘍)の発生が5倍程度高いとされています。
しかし精巣腫瘍はその発生頻度は極めて低いのであまり神経質になる必要はありませんし、手術で陰嚢内に固定されていれば腫瘍の早期発見が容易であり、完治可能です。
その他、「停留精巣」を放置しておくと精巣自体が固定されていないので精索(栄養する血管や精管)が捻れる「精索捻転」という状態を起こし易い、外傷を受け易いことなどが挙げられます。
さらに、陰嚢内容が欠如していることは男性としての能力に関する不安や身体イメージの面からも精神的な引け目を被ることが懸念されます。
精巣固定術や本疾患に対して正しく理解することが大切です。


日本泌尿器科学会HP


停留精巣と聞いて気になったのが、「がんになる可能性がある」ということと「不妊になる可能性がある」ことです。

「手術をしたら精巣がんになる確率が減るのか」というのはデータがなくて不明のようです。

でもきちんと陰嚢に精巣が入っていれば早期発見しやすくなるそうです。


あとは女性の私にはわからなかったけど男性としてコンプレックスになる可能性がある、ということは思いもよらなかったので
もう少し大きくなって本人が気にするようだったら夫にフォローしてもらわないといけないなと思いました。

とりあえず色々調べてみて、早期に手術した方がいい、と私は判断しました。

 

 

 

停留精巣の手術の術前検査

 

手術の前に色々と検査をしないといけないということで1週間前くらいに半日くらいかけて検査を行いました。
・体重・身長
・血圧
・心電図
・採血
・レントゲン

身長・体重・血圧は大丈夫だったけど、
心電図はいきなり服を脱がされて別途に横にされて変な機械をつけられて大泣きでした><


泣くとちゃんとした結果が出ないようで手を握って落ち着かせたり、アンパンマンのおもちゃなどで気を紛らわせてもらいました。


採血は泣くけど注射もたくさん打ったことがあるしまだ平気。
レントゲンが…
機械に体を固定されてママとバイバイしないといけないので案の定号泣。
大変でしたが看護士さんたちが必死にサポートしてくれたので何とかなりました。
あとは麻酔科の先生とお話。
甘い香りの麻酔をかけてくれるとのこと。

 

入院の流れや必要なもの

 

 

二泊三日の入院でした。

手術前日入院→手術当日→退院 という流れ。


持ち物はおむつ・おしりふき・着替え・気に入っているおもちゃ・ティッシュ・タオル・ビニール袋など。
基本ずっとパジャマで過ごしたのでパジャマと洋服と分ける必要はないと思います。
あと病院によってはパジャマ貸し出しもあると思うので要確認です。
ミルクを飲んでいる場合は哺乳瓶とミルク・殺菌洗浄用品も必要です。(病院で出してくれるか確認して)


部屋は2人部屋。
(カーテンが引かれてる感じ)
保護者は一人付き添い可。(一緒のベッドに添い寝)


病院でちゃんと落ち着いていられるかしら?と心配でしたが
隣の部屋がキッズルームでおもちゃや絵本がたくさん置いてありました。
一応ベッドでゆっくりしてもらうために絵本を数冊持っていきました。
前日はお昼頃に入院手続き、先生の診察。先生から手術の説明を受ける。
あとはキッズルームで過ごしました。

 

その時に同部屋の男の子とご挨拶。

3歳くらいのお兄さんでこの子がすごーーーくいい子で。
穏やかで一緒に遊んでくれたり。
同じ日に手術を行うそうでお母さんとお話したりして気が紛れました^^

 

前日の夜は食事もOK。

あおは卒乳していたのでご飯を食べました。
ちゃんと離乳食(後期食)を出してくれました^^
ちょっと大きいかな?と思ったけど美味しかったみたいでパクパク食べてくれました。

私のご飯は1Fのコンビニで調達しました。

私がどうしても離れたいときは(トイレとか)看護士さんが様子を見てくれるとのことだったので、
少しだけお願いしてダッシュで買いに行く。

トイレは何度もお願いするのが申し訳なくて寝ているすきにこっそり行ったり、
柵を上げておいてそっと行ったりしていました。。

 

夜は一緒に絵本読んだりして20:00には就寝。
でも普段と違う環境だし、不安があるのか夜泣きが酷くて。。。
隣の方に申し訳なかった。。
(次の日謝ったら全然大丈夫でしたよ~と笑顔で言っていただいて…どれだけいい人なの。。涙)

 

次の日は朝イチで手術(9:00)だったので起床後は朝6:00まではお水OK。
ということでお水たくさん飲ませておきました。
お腹すいたーという感じもなく落ち着いた雰囲気のあお。

 

8:00になり眠くなるお薬を飲んで
8:30頃手術室に連れていきます。
私が抱っこで連れて行って看護士さんにバトンタッチ。
あおは号泣でしたが数人に抱えられ手術室へ。
手術は1時間くらい。

 

停留精巣の手術・術後の痛みは思ったよりなさそう

 


帰ってきたあおは点滴でつながれていました。
下腹部と袋の部分の2個所が切開されていました。

 

執刀してくれた先生が「ちゃんと下の方に降ろせましたよ!

僕は男だからわかるけどすごく大切なことですよ」と言っていました。

私にはわからないけどそれはよかった!と思いました。

 

傷は抜歯が必要ない糸で縫っていてテープでカバーされていました。
おしっことか痛くないのかな?と思ったけど本人は特に痛そうにするそぶりはありませんでした。
おむつ替えの時とかこっちがどきどきするけど大丈夫そうでした。

 

麻酔が切れて起きてからもしばらくボーっとしていたりうとうとしたり。
点滴も割とすぐにとれて、お水をとってもOK!とのことでお水を飲ませたらゴクゴク。
それでもしばらくベッドでのんびりしていました。
お腹がすいた様子もなかったのですが、ヨーグルトが出てきたら大喜びでした^^


夕方からは割と元気に過ごせてキッズルームで遊んですごしました。。
それにしても子どもの回復力の早さにはびっくり。

 

停留精巣で入院となったら気を付けること

 

・入院にあたって付き添いが必要か確認

 

病院によって付き添いが絶対必要だったり、任意だったりします。
また付き添う場合別料金(ベッド代など)が発生する場合もあるので確認する必要があります。
病院食は付き添いの人には出ない事が多いのでその際どこで購入するのか・冷蔵庫・電子レンジの有無なども確認しておいた方がいいです。


・お母さんが付き添う場合:きょうだいをどうするか?

 

→我が家の場合私が管理入院で1か月不在を経験していたのであかは2日くらい私がいなくても大丈夫。
りょくはママっこなので心配だけど何より私たちに免疫があったので(笑)特に問題になることもなくパパにお任せしました。
保育園にすでに通園していたのでそれがよかったです。

ママが付き添うとして不在にするのは3日くらいになると思うのできょうだいがいる場合看てくれる人を探す必要があります。
パパかご両親か、日中は保育園や一時保育・ファミリーサポートなど。


・キッズルームはあるか?

 

あおが入院した病院にはキッズルームがあったので日中どうしようと困ることがなくて助かりました。
もしない場合はベッドの上で時間をつぶせる絵本やおもちゃ・DVDプレーヤーなどがあると便利です。
個室ではない場合は音が出ないおもちゃ・イヤホンを使用するなど配慮する必要があります。


手術後に保育園にはいつからいけるのか?

 


保育園に登園している場合は、退院後どれくらいで登園可能か事前に確認しておきましょう。

あおの場合、園長先生に確認したら「退院して、普通にご飯食べたり遊んだりできるならいつでも大丈夫ですよー」
とのことでした。意外とすぐに預かってもらえそうでほっとしました。
ということなのであおはその週はお休みして週明け月曜日から普通に登園しました^^
テープが残っているけど本人も痛くなさそうだし3日後くらいからは以前と変わらない様子で過ごせました。
子どもの回復力ってすごいです。

 


退院後の通院は?

 

退院後も定期的に通院する必要があります。
あおは退院2週間後・1か月後・3か月後・6か月後・その後は1年ごとという感じでした。
傷や袋の様子を見て「OK!」って感じで3分ほどで診察終わります。笑



私の体験談から書かせていただいているので入院する病院やお子さんによっても
違う点が多々あると思いますので、気になる点は病院やお医者さんにご確認ください。

 

 手術をして1年以上たちましたがお腹も袋も傷が目立たず

言われてもよくわからないくらいです。

見た目も特に違和感を感じることもないです。

 お子さんが手術、となると不安になると思いますが少しでも参考になるとうれしいです。